Sunday, February 17, 2008

まなてぃのはなし。19

Sany0692
マナティの写真を
こうして毎回撮ってきていますが、
なかなか理想のコンディションで撮影するのは、
難しいものです。

というのも、
このHOT SPRINGS。

水底はモワッとしたやわらかな砂地になっているのです。

マナティは、
寝ているときはこの砂地に顔を
これでもか! 
というくらいにつっこんでグースカ。

そして、20分くらいごとに
水面に向かって息を吸いにぷはーっ。

そしてまた水底に戻って眠っています。

このたった上下の動きだけなのですが、
砂が舞って透明度がにごってしまいます。

つまり、たくさんのマナティがいればいるだけ、
そのまわりはにごっていることが多いのです。

マナティの尻尾は、丸くて大きいのですが、
このフィンキックが思いのほか力強い。

なので、
動き回っていてもちょっと砂が舞うこともあるのです。

太陽の光もこのスプリングは、
まっすぐに入り込んでいくので、
あまりにもまぶしすぎると、
その光が強くて、いい感じの写真にはなりません。

私の理想は、

太陽の光が程よく入り込み、
透明度がよく、
1頭でなく何頭かのマナティがいて、
水面も水底も入り込んでいる…。

そんな写真です。

ガイドにそれを伝えたときには、
案の定、苦笑い。

そういいながらも、
なるべく藻ばかりでなく、白い砂地が多い場所を
案内してくれたのには感謝です。

こうして撮りたい写真があるのも
何度もチャレンジしたいという気持ちになって、
毎回訪ねているのかもしれません。

いえいえ。
やっぱりマナティと遊んでいると、
心が自然にほぐれてくる、
その感覚が必要なんだと思います。

おいしいブログそろってます→

いつも遊びにきていただきありがとうございます。
お昼ごはん
気に入ったら1クリックお願いします

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, February 16, 2008

まなてぃのはなし。18

Sany0695

マナティの寿命は60年ほどだそうです。

1回の出産は1頭で、
生まれたてのマナティは5・6フィートの大きさだとか。

マママナティはしばらく子マナティと
ずっと一緒にいるそうです。

そうして、
しばらくすると水中を自由に泳ぎまわっているのですが、

このマママナティと子マナティには、
テレパシーが通じているのか、
水中で
「ピーッピーッ」という音が聞こえてくるのです。

この音が聞こえたときは、
そばにマママナティがいて、やがて子マナティは
マママナティの元へと戻っていきます。

この音はマママナティから発せられているのか、
子マナティから発せられているのか、
確かではないのですが、
この音で2頭がコミュニケーションをとっていることは
確かです。

さて。

マナティの授乳。

マママナティのヒレの付け根におっぱいがあり、
子マナティはわきの下をかむようにして
乳を飲みます。

その間マママナティは何をしているかといえば、
なんだか水底に顔をうずめて寝ているのでした。
それもなんだかほほえましい…。

今回は、この姿を見ることが本当に多かったトリップでした。
それだけでなく、子マナティとスキンシップをとるマママナティが
本当に多く見ることができました。

それだけ
子マナティが増えているのかなぁと
勝手にうれしく思うのでした。

おいしいブログそろってます→

いつも遊びにきていただきありがとうございます。
お昼ごはん
気に入ったら1クリックお願いします

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, February 11, 2008

まなてぃのはなし。17

Sany0693_2

マナティトリップ2日目は、
気温、天気ともにベストコンディション。

マナティが過ごせる水中は72°F~74°Fなので、
気温が60°Fだと、
当然水中のほうが温かいので、

もうすぐ日の出という時間帯は、
水面からモヤモヤと幻想的に水蒸気が出ているのです。

その風景を見るときは、
本当にマナティが多いことが多いの、
気持ちもウキウキとしてきます。

1回目は、プライベートトリップだったのですが、
水に入ったとたん、マナティに抱きつかれてしまいました。
Sany0696
マナティは手のようなヒレで泳ぐのですが、
このヒレが思いのほか硬くて力強い。

片足をがっしりとつかんだかと思うと、
ウエットスーツをモグモグとなめていくのです。

たぶん、藻が少し着いていたりもしたのでしょうが、
何しろ夢中でペロペロ。

そうなんです。
歯があたるというよりも、
ペロペロとなめるような感触なのです。

だんだんと顔に近づいてくるマナティ。

ようやく顔を合わすと、
その顔は、
「だってなめたかったんだも~ん」と
無邪気な顔。

思わず顔がほころんでしまいます。

どのマナティも、こういう抱き癖(?)があるわけではなく、
このマナティだけの様子。

そのうちに、
このマナティのファミリーが回りにやってきて、

気づけば5頭ほどに囲まれてしまい、
身動きできないほどになってしまいました。

これは、かなりの至福のひとときです。

ときおりマナティ同士が顔を寄せ合って
何か語っているような雰囲気も見ることができ、

その中に一緒にいられることに
改めてシアワセをかみしめるのでした。

おいしいブログそろってます→

いつも遊びにきていただきありがとうございます。
お昼ごはん
気に入ったら1クリックお願いします

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, February 10, 2008

まなてぃのはなし。16

Sany0691

今回の1日目。

気温はベストなものの、
PONTOONというボートに集合したときには
ポツポツと小雨が降ってきました。

さすがにベストな気温とはいえ、
10℃くらいの中で雨に降られると、肌寒い。

さらには曇り空なので、
キラキラとした太陽の光が水の中に差し込むことはありません。

今年も会えるのかなぁ…と
ドキドキしながらポイントに向かいます。

ポッポッポッポとのんびりと進むPNTOON。

マナティを守るために、
Manatee Speedという決まったスピードがあるため、
のんびりと20分くらいかけて向かいます。

Spiringに囲まれた両側は、
ちょっと高級な住宅が並んでいます。
どの家も桟橋を持っていて、
気軽にボートやカヌーを出して水辺を楽しむことができるのです。

うらやましい風景を眺めながら、
ついに到着。

マスクとフィンをつけて水の中に入ります…。

ドキドキしたものの、
そこには、

やっぱり当たり前のようにマナティがのんびりと泳いでいるのでした。

とはいうものの、実は元気に泳いでいるのは1頭。

そのほかのマナティたちは、
Manatee Sanctuaryという、
人間はこれ以上入ってはいけないよ…というエリアで
ぐーすか寝ていたようです。

現地のガイドも、
基本的には朝一のマナティトリップで、
みんな起きだすのでタイミングがいちばんなんだけど…とのこと。

小雨のせいもあるのでしょうか。

そのかわりに、
その日2回目のマナティトリップでは、

何頭ものマナティが起きだしてきて、
一緒に遊んでくれたのでした。

気温や天気によって、マナティの行動も変わる…。

そう考えると、
今年のマナティは…というよりも、
やはりその日の天候でマナティの行動も変わってくるのだと
考えていかなくてはいけないな…と
改めて思うのでした。

おいしいブログそろってます→

いつも遊びにきていただきありがとうございます。
お昼ごはん
気に入ったら1クリックお願いします

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, February 09, 2008

まなてぃのはなし。15

Sany0694

07-08シーズンも半ばとなりました。

もちろん、マナティの話です。

昨年の夏はナニーニョ現象だったため、
冬は極寒になるのでは…という話でしたが、

日本では実際に寒い日々がやってきています。

アメリカではどうなのかというと…。

最近のマナティトリップは、
ニューヨークを経由してから向かっているのですが、
ニューヨークで過ごす気候で
だいたいのコンディションを予想することができます。

そのニューヨーク。

実は結構暖冬だったらしく、
ちょうど訪問した週のちょっと前あたりから
急に寒くなったとのこと。

なにしろ風が冷たい。
毎日30°F前後は当たり前。

つまりは氷点下の気温だったのです。

でも、昨年のデータを見てみると、
なんと朝の気温が9°Fという日もあり、
そう考えると、
そんなに寒いわけではないのだな…と判断。

昨年は、そのあんまりの寒さが
フロリダにもあり、
寒すぎてマナティと十分に遊べなかったような…。

そう考えると、今回のタイミングはベストだったかもしれません。

暑すぎず、寒すぎず…。

毎日の起床は6時ごろ。
起きると同時に
テレビをBAY NEWSに合わせます。

このチャンネルは
ここCrystalriverやHamosassaはもちろん、
Tampa方面を中心としたニュース番組。

その左下には、いつでも時刻と気温が表示されているのです。

そこに表示されている数字が
60°F代の時はかなり、ウキウキしてきます。

この表示のときは、マナティとの出会いが多いからです。

これが70°F代だったり
50°Fも低い数字だったりすると
あまり期待することができないのです。

今回は、2日間とも60°F前後といいコンディション。

当然、両日ともたくさんのマナティと会うことができました。

マナティと遊ぶときは、
こうして毎朝気温を気にかけることから始まります。

おいしいブログそろってます→

いつも遊びにきていただきありがとうございます。
お昼ごはん
気に入ったら1クリックお願いします

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, March 04, 2007

まなてぃのはなし。14

Img_2643

マナティの出産は2~3年に1回の割合です。

さらに妊娠してから12~14ヶ月を
マママナティのお腹で過ごします。

もちろん、1回の出産につき1頭しか生まれてきません。

なんともゆったりとした繁殖活動です。

絶滅の危機! 
という言葉と背中合わせのマナティですが、
こうした新しい生命の誕生の時間を考えてみても
大切に保護していかなくては
いけないのだなぁと思うわけです。

3・4年前に、ちょうど妊娠しているマナティと出会いました。
そのお腹はポッコリとしていて、
動きもいつも以上にゆったり。
現地ガイドが言うには、
あと1ヶ月くらいで生まれるはずだよ。。。ということでした。

それから毎シーズン訪れるたびに、
生まれたマナティに会いたい! 

と思ってきたのですが、
生まれたばかりのマナティは、
マママナティから片時も離れることがありません。

マナティサンクチュアリ辺りにいることが多く、
とてもではありませんが
そばに近づくことができませんでした。

今回は、いつもの子マナティのほかに
イボイボがたくさん付いたマナティと出会いました。

たぶん...。

このマナティこそがそのときのマナティなのではないかと
ふと思うこのごろです。

ゆっくりと成長していくマナティのそのリズムに
結局いつもいやされているのかもしれません。

さて。

この写真は、まさに繁殖活動中のマナティです。
メスマナティと何頭かのオスマナティが、
グルグルと戯れている姿です。

当然、これはサンクチュアリ内で行われていることが多く、
ボートから眺めるチャンスしかありませんでした。

久しぶりにこのシチュエーションを見ることができ、
また新しい生命が宿ってくれるといいなぁと
願わずにはいられません。

おいしいブログそろってます→ 

お昼ごはんに参加中です♪
♪いつも遊びに来てくれてありがとうございます。
気に入ったら1クリックお願いします♪
 

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Sunday, February 18, 2007

まなてぃのはなし13

Sany0179

生まれたてのマナティには、
会ったことはありませんが、

Babyマナティは
体長160cm強といったところでしょうか。

オスとメスの見分け方というのは、
ヒレ・・・というか、腕といったほうがいいのでしょうか、
わきの下部分をチェックすることです。

というのも、
メスマナティの乳はわきの下にあるからです。

Babyマナティは、
このわきの下をハグハグして
お乳を吸うのですが、
その姿を見られるのは、結構稀だと
現地ガイドは言っていました。

でも、
マママナティと子マナティがじゃれつく姿は
結構見ることができ、
その姿を見るたびに、顔が緩んでしまうのです。

ところで、
メスマナティとオスマナティの見分け方は、
実はほかにもあります。

なんと、オスマナティのほうが鼻が長いのだそうです!

よ~く観察してみると、
確かにメスマナティのほうが、
鼻先が丸い印象なのです。

そして。

子どものマナティは、
体がイボイボしているのも特長。

これは殻をまとったような状態で生まれてくるかどうかは
さだかではありませんが、

成長するにつれ、
このイボイボがなくなってくるようです。

確かに今回2頭の子マナティを見ましたが、
大きさも多少差があり、
大きいほうがイボイボ度が少ないのです。

そうして大人になるにつけ、
スベスベとした(とはいえ、象肌なのですが・・・)感じの
体になっていくようです。

さらに大きくなってくると、
今度はあまり動かなくなってくるので、
体にコケが付いてくる...。

年齢まではわかりませんが、
こういう視点で見ていくと、
だいたいのマナティ年齢というのが
わかってくるのです。

もともと大きな生き物で、
しかもその成長ものんびりしたものなのですが、

子マナティのイボイボが取れていく姿を
見守っていきたいものです。

そういえば、
いつも会うことのできる
(その認識は尻尾で判断しています)
子マナティ、以前よりイボイボ少なくなっていたような...。

さて。

この写真のマナティは、
子どもでしょうか大人でしょうか?
わかりますか?

おいしいブログそろってます→ 

お昼ごはんに参加中です♪
♪いつも遊びに来てくれてありがとうございます。
気に入ったら1クリックお願いします♪
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, February 12, 2007

まなてぃのはなし12

Sany0183_1

今回、当初の予定では
2日間で4トリップの予定でしたが、

あんまりにもコンディションが良かったので、
移動日となる最終日も

エクストラリクエストで遊んできてしまいました。

この日の気温は43°Fほど。

トリップにでかけるのは、
私を含めたゲスト2人とガイドのみ。

そして、モワモワとした水面を進んで
ポイントに着いてみれば、

ほかのボートは1艘もいません。

とても静かな空間が
そこにはあったのです。

水に入るとまもなく、
子どももマナティがやってきました。

前日までは、
どちらかというと、大人のマナティたちと
遊ぶのが多かったので、ちょっとうれしい。

子マナティは元気がいいので、
ちょっとなでていても、
またひゅ~んとどこかに泳いでいき、
そして戻ってくる...の繰り返し。

子マナティとマママナティというのは、
通じ合っているようで、
子マナティが側にいるときは
「ピ~ピ~」という音が聞こえてきます。

これは、マママナティが子マナティを呼んでいるのか、
子マナティがマママナティを呼んでいるのかの
どちらかなのですが、

この音が聞こえるときは、
そばに子マナティが近づいている...合図ともなるのです。

さて。

子マナティと遊びながら、ふと後ろを振り返ると、
マママナティがやってきました。

2頭と遊んでいると、
パパ(?)マナティもやってきました。

さらにもう1頭子マナティがやってきて、
もちろん、マママナティもやってきて...。

気づけば
5頭のマナティに囲まれる状態になってしまいました。

この状態がず~っと続いているのです。

しばらくして、どこかに遊びにいってしまいましたが、

ボートに上がろうと、ラダー(はしご)のところに向かうと、

この5頭が、そのラダーの周りに集まっていたのでした。

これでは、ボートに上がろうにも...。

というより、またまたここで一緒に遊びまくり...。

歓声やボート音のない、このひととき。
いつまでもいつまでも
このまま
ここでこうしていたい...。

心からそう思えた時間でした。

I spend peaceful time with manatee.

おいしいブログそろってます→ 

お昼ごはんに参加中です♪
♪いつも遊びに来てくれてありがとうございます。
気に入ったら1クリックお願いします♪
 

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Sunday, February 11, 2007

まなてぃのはなし11

Sany0219

今年は暖冬といわれている東海岸ですが、
ラッキーなことに、
私の滞在期間中は、寒波が来ていたらしく、

寒い毎日を迎えることとなりました。

寒いのは悲しいのですが、
マナティに会えることを考えると、
本当にラッキーだったとしか
いいようがありません。

2日目の朝は、40°F近くになっており、
期待に胸膨らませられるような
環境になっていました。

水面からも水蒸気がモワモワと立っています。

このモワモワが多ければ多いほど、
たくさんのマナティに会えている経験上、
この日は、かなり期待大。

しかも、朝一番のトリップは
ガイドとマンツーマンで向かうこととなりました。

マナティスイミングをする場所は、
毎度おなじみの
Homosassaというポイント。

そこにマナティがいるとはいえ、
当然のことながら、野生のマナティです。

マナティ保護のためにも、
そのポイントには
「Manatee Sanctuary」という場所があり、
そのサンクチュアリには、
私たちは入ることができません。

ですから、
マナティがそのエリアに行ってしまったら、
それ以上は追いかけてはいけないのです。

カヌーに乗ったレンジャーたちも、
きっちりと監視をしていて、
万が一、踏み込んでしまった人がいた場合は、
注意もされてしまうことも・・・あります。

それだけマナティが
守られているということにもなるわけです。

もちろん、マナティと遊ぶこちら側としても
このルールはきちんと守っていて、

サンクチュアリに行ってしまったマナティも、
またこちらに戻ってくるので、
気長に待っているようなスタイルが
定着しているような気がします。

さて。
マンツーマンというのと、
かなりの顔なじみになってしまっている私たちは、
比較的透明度のいいところまで行こうと、
サンクチュアリぎりぎりのところまで移動。

そのあたりに行くのも、
このルールをじゅうぶん理解しているということと、
足をバタバタさせすぎて、
せっかくの透明度をにごらせない...。
つまり、人数が少なければ
足をバタバタして透明度がキープできなくなる…
ということがないから...

ということで、そちらに移動した次第。

でも。

どうやらマナティは眠くって仕方ない様子です。

水面から下をのぞいていると、
何頭ものマナティがいるのがわかるのですが、

とにかく眠っています。

こうなってくると、
ひたすら待つしかありません。

マナティの呼吸のサイクルは、
20分くらいと言われています。

このボーっと待っている時間は、
ひたすら寝ている姿を見ているのみ。

でも、
その寝ている姿も、
本当に顔中を水底に突っ込んでいるので、
マナティにとっては、この砂地は
ふかふかの羽根布団のようなのかなぁ...と
思えてしまいます。

1時間後に2回目のトリップに向かいましたが、
このときも、やはりみんな元気に起きていました。

毎回のマナティと比べると、
朝一は、もちろん寝ているマナティもいるのですが、
起きてきて元気に遊びだす子も多かったのですが、

どうやら今回は、
あまりの寒さに寝坊気味だったのかもしれません。

どちらにしても、
毎回10頭以上のマナティに会えているのですから、
昨年のタイミングに比べれば、
シアワセ過ぎる状態なのでした。

おいしいブログそろってます→ 

お昼ごはんに参加中です♪
♪いつも遊びに来てくれてありがとうございます。
気に入ったら1クリックお願いします♪
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, February 10, 2007

まなてぃのはなし10

Sany0218

マナティの06-07シーズンが始まっています。

旅の途中でのマナティスイミングというのは、
限られた期間のチャンスしかないので、
気になるのは、
なんといっても朝の気温です。

マナティと会える川(泉)は、
通年72°F-20℃に保たれているからこそ、
海水の温度が下がる11月くらいから、
ここ、フロリダのクリスタルリバーに
マナティたちがやってくるのですが、

気温が高いと海水温も多少は上がるのか、
マナティの行動範囲は広がり、
海方面に遊んでいってしまうのです。

そこで、朝起きると、
チャンネル9の「BAY NEWS」に合わせて
気温をチェックするのが
毎回のパターンとなっています。

さて。
今回の初日。

昨年とはうってかわって、
晴れの天気だなぁと思いつつ、テレビをつけると...。

なんと、
気温が38°Fと表示されていたのです。

フロリダで30°F台というのは初めてのできごと。

寒い! 
とにかく寒い! 

ちなみに35°Fが0℃くらいなので、
この気温の低さをわかっていただけるでしょうか。

案の定、
ガイドと会うと、
「Is it Florida? 」と
信じられないというような顔をしています。

不思議なのは、
気温が40°F台のときは、
水面から水蒸気が上がっているのですが、
この日は、水蒸気が上がっていなかったこと。

水温と気温差を考えると、
出ていて当然と思うのですが...。

マナティはいるのでしょうか?

ポイントに到着し、
水面に顔をつけると...。

にごっていました。

にごっているということは、
マナティがちょうど動き出したということ。

というのも、
水底に鼻から目の辺りまで突っ込んで寝ているのですが、
呼吸をするために、水面に上がってきます。

このとき、
しゃもじのような尾でキックして水面に向かうので、
水中がにごってしまうのです。

つまり、朝一番のマナティスイムは、
寒さのあまり、寝てるだけ。
そして呼吸だけのために水面にあがってくる...。

といった動作を繰り返していたのでした。

それでも、たくさんのマナティがお休み中。
そんな姿も1年ぶりに見ると、
いとおしくなってしまいます。

いったんドックに戻り、再びポイントに向かうころは、
日差しもサンサンと降り注ぎ、
マナティたちもようやく動き出してきました。

むしゃむしゃと鼻を水底で動かしながら
お食事中の子もいます。

水面で待っていると、
「しょうがないなぁ、遊んであげるよ~」と
言わんばかりに
近寄ってくる、近寄ってくる、近寄ってくる…。

いや、それは近寄り過ぎだってば! 

というくらい、近くに着てくれます。

「ひさしぶりだね」

近づくマナティにあいさつしているうちに、
いつしか、寒さのことは
すっかり忘れてしまっていたのでした。

おいしいブログそろってます→

お昼ごはんに参加中です♪
♪いつも遊びに来てくれてありがとうございます。
気に入ったら1クリックお願いします♪

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Sunday, March 19, 2006

まなてぃのはなし。9

SANY0106

「クリスタルリバーにマナティを見に行こう! 」

マナティの話になると出てくる、
この「クリスタルリバー」。
街の名前なのですが、

いつも遊んでいるところは、隣町の
Homosassaというところです。

クリスタルリバーには、
有名な「KingsBay」というポイントがあるのですが、
マナティに会う確率は、
Homosassaのほうが高く、
しかも水深が浅めなので、太陽の光が入り込むのも
いい塩梅だからです。

もう1つ、気になっている場所あって、
そこはさらに透明度がいいのですが、
ついついHomosassaで過ごしてしまいます。

Homosassaでのスノーケリングは、
「Homosassa WildLife Park」と隣り合わせ。

というよりも、パークから野生のマナティを眺める
まさにその場所でスノーケリングをしているのです。

WildLife Parkは、
マナティの保護にとても貢献している所。
傷ついたマナティを手当てしたり、介抱しているのです。

マナティの一人者ともいわれる博士は、
ずっとこのパークで研究をされたので、
パーク内には、その博士の記念碑も建てられています。

パーク内では、フィーディングを行うマナティもいて、
そえはそれで目玉になっているのですが、

ここにはカバ、ブラックタイガー、フラミンゴ、
アメリカンコンドルなど
見ごたえのある動物がそろっています。

今回は前日の大雨、そして晴れ、湿気と気温がどの動物にも
ほどよかったのか、
普段は決して姿を現さないブラックタイガーもノソノソと
歩き回っていて、思いのほか楽しめてしまいました。

さて、マナティの次に人気のカバ。

マナティとカバは親戚なのでは…といわれています。

どちらも哺乳類で、水の中で生活。

そう思って観察すると、
カバの鼻とマナティの鼻が同じことに気づきます。

鼻にはフタになるようなものがついていて、
水中にいるときはこれを閉じ、
水面に上がった途端にこのフタをあけて空気を吸う。

この一連の動作は、本当にそっくりです。

そんなわけで、マナティと出会ってから、
カバもお気に入り動物のひとつになっています。

お昼ごはん
♪いつも読んでいただきありがとう♪
気に入ったら1クリックよろしくです♪
 

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Saturday, February 25, 2006

まなてぃのはなし。8

SANY0138

今回のマナティと遊ぶチャンスは、
全部で5回。

3日間のチャンスでした。

3日目の早朝は晴れ。
夜が白々と明け始めるころに、
ボートの置いてあるドッグに集合します。

前の日2日間とは雲泥の差! 
時間を追うごとに太陽の光が差し込んできます。

こうなってくると、マナティの写真を撮るのも楽しい! 

などと、期待は膨らんだのですが、
前日までの雨のため、水は濁りがち。

しかも、やはり気温は微妙に温かいために、
マナティたちは元気よく遊びに行ってしまっていました。

それでも、、
太陽の光がキラキラと差し込む中での
マナティとのふれあいは、楽しいものでした。

フロリダの青い空の下。
マナティと遊ぶひとときは、何にも変えられない
至福のひとときです。

この日も遊んでくれたのは、
「うまづら君」。

ボートの船底というか、側面にかなり藻がついていたのですが、
今日はそれに興味津々。

激しく鼻と口を押し付けて、
モシャモシャと食べているのでした。

その夢中になっている姿の、愛しいこと。

マナティは何にでも興味を示し、
人間のボートにも簡単に近づいてきてしまいます。

そのため、ボートに付いているプロペラで
傷ついたり怪我してしまうことも。

マナティエリアでは、idoling speedといって、
速度を落としてマナティがプロペラにぶつからないように、
細心の注意を払っています。

速度を破ると罰金! となってしまいます。

街の人は、本当にマナティを誇りに思って
生活している人がたくさんです。

マナティと人間との共存を、しっかりと
考えて暮らしているんだなぁ。と
訪れるたびに思う私です。

お昼ごはん
♪いつも読んでいただきありがとう♪
気に入ったら1クリックよろしくです♪
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, February 19, 2006

まなてぃのはなし。7

SANY0124

マナティの魅力は、
ぽわわ~んとした風貌。
そして本当に何を考えているんだか、いや、
たぶん何も考えていない行動。
眠いから眠る、食べたいから食べる、
温かいから海に遊びに行く。
息をしたいから空気を吸いに行く。本能のみ。
ぼんやりのんびりしていて、
そして自由気ままに1日を過ごす。
そんな行動を間近にしていると、
アクセクバタバタ毎日を送っているのが、
なんだかバカバカしく思えてくる。
「あ~、そうだよなぁ。あせったってしょうがないよなぁ~」と
気持ちが自然と晴れ晴れしてきてしまうところなのです。

しかも、私たちもただ水面に浮いて、
マナティを待つだけ。
誰でもこの体験ができるのが魅力なのです。

さて。雷と稲光の初日でしたが、
2日目もやはり、稲光で起床。

とにかくこちらの雷。
稲光が目の前の視界に2・3本は見えるというダイナミックさ。

全体的に光るときも、昼間のように明るくなるくらい。

そのスケール感に感動するものの…。

でも。

出発時には遠ざかり、
ハモサッサでたくさんのマナティと対面することができました。

水面に顔をつけると、
どこからともなくやってくるマナティ。

何度もマナティスイミングをしているとはいえ、
1年ぶりに見るマナティの姿は、
何度対面しても感動してしまいます。

マナティの顔は、固体によって違います。

写真を撮る身としては、まるくてかわいい顔の子を
狙うのでが、

そういう子に限って、活発にじゃれつく子で
シャッターのタイミングが合いません。

そうこうしているうちに
「うまづら君」と心で呼んでいる子が
いつも写真に写っていることに気づきます。
(このブログの左下の写真にいる右側の子)

この日、近くにやってきたのも
やはり、この子。
1年ぶりの再会に勝手に盛り上がる私でした。

ちなみに「君」付けで呼んでいますが、
れっきとした母マナティです。

お昼ごはん
♪いつも読んでいただきありがとう♪
気に入ったら1クリックよろしくです♪
 

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Saturday, February 11, 2006

まなてぃのはなし。6

SANY0107

10シーズン目のマナティです。
これだけ通っていると、マナティとの対面も
びっくりするくらいいっぱいいるときもあれば、
探しに探して、やっと数頭というときもあります。

マナティは海水温が20℃を切ると、
フロリダのクリスタルリバー周辺にやってきます。
この水温と気温の状態で、
マナティに会えるか会えないかが変わってくるのです。

朝起きたときの気温が低いほど、
マナティへの期待が高まります。

さて。今回。
オーランドの空港からクルマを走らせて2時間。
宿泊先に到着。
この宿泊先の目の前からボートが出るのですが、
この日、サンサン輝く太陽の下、
生暖かい風が強く吹いていました。
水面はさざ波だっていて、なんだか不気味...です。
こんな感じ、今までなかったかも・・・。

そして、翌朝。
明け方からゴロゴロとかみなりがなり、
ピカピカと稲光が光り、雨はザーザー。
雷と雨のような天気は、本来は4月くらいの天候だそうです。
4月の天候ということは、いよいよ気温も水温も高いんだと
思わずにはいられません。

とはいえ、さすがにボートに雷が落ちるのはイヤだなと思い、
サービスに確認の電話を入れると、当然のように
「ツアーはあるよ」との回答。

実は、宿泊先の町ハモサッサと
サービスのある町クリスタルリバーは、隣町。
車で15分ほど走る距離があります。
ところが、このたった15分の距離で、まったく天候が違ったのです。
クリスタルリバーは雨は降っているものの
雷はすでに去りつつある・・・という状態だったのです。

そんな訳で、ハモサッサにやってきたスタッフ。
「ごめん、今日はクリスタルリバーに行こう」
ということになりました。

はたして、クリスタルリバーのマナティは・・・。
目的ポイントにはおらず、
すでにどこかに遊びに行ってしまっていました。
そこで、ボートをしばらく走らせ、住宅地あたりの川に
2頭ほどいることを発見! 
さっそくスノーケリング開始となりました。

巨大な体のマナティを見ると、
しかも動きがゆっくりとわかると、ついつい追いかけがちですが、
マナティと遊ぶのは、追いかけないのがコツ。
勝手に寄ってきてくれるので、そのときを待ちます。
たとえ、向こうに行ってしまっても、
しばらくすると、ちゃんと戻ってきてくれるのです。
これが、もう
「むほほほほっ! 」という笑い声が、シュノーケルから
もれてきてしまう、しまう。

近寄ってきたら、お腹やわきの下をなでてあげると
「いやぁ~ん。別にグルリと回りたくないのに~」と
言わんばかりに、それでも本能のまま、グルリンと目の前で
巨体を回転してしまうのです。

これが本当に楽しくて楽しくて、
雨が降っているのも忘れて遊んでしまいました。

お昼ごはん
♪いつも読んでいただきありがとう♪
気に入ったら1クリックよろしくです♪

| | Comments (3) | TrackBack (0)

Sunday, October 23, 2005

まなてぃのはなし。5

SANY0591

もうあと10日もすれば、11月です。

そう、11月といえば、
フロリダのマナティのシーズンに突入します。

さて、今シーズンのマナティは、
たくさんやってくるのでしょうか?

今現在、フロリダ方面はハリケーン”ウィルマ”が
24日にも通過予定。
今年は、ハリケーンの被害が数多く報道された年。

カトリーナの直後、
アメリカ大陸に向かっているハリケーンの天気図を
見たのですが、いくつものうずがあって、
それはまるで映画「デイアフタートゥモロー」のようで、
ビクリとしました。

ハリケーンの異常発生の原因は水温の上昇が原因だとか。
地球上の海の水温が半々で高いところと低いところがあって
バランスがとれるのが、それが今は高いところのほうが
多いんだそうです。
当然、フロリダ周辺の水温も高いはず...。

ということは...。

マナティの性質は、冬場水温が20度以下になると
クリスタルリバーにやってくるのです。
水温が下がらなければ、海からはやってこないのです。
まぁ、マナティにとって海が温かいのは
過ごしやすいことなんだろうけれど、
でも、自然の摂理的には、きっとよくないんでしょうね。

もしくは...。
よく台風が来ると水温の高かった海水がざぁ~っと
洗い流してくれて、ちょっと水温が落ち着き、
それはサンゴにもいいことだから、
陸上は大変だけど、海にとってはいいことなんだよ...と
聞いたことがあります。

ハリケーンで水温が下がっているとすれば...。

今年マナティは、どのような行動をとるのでしょうか?

水温が高いままなら
夜の休息だけクリスタルリバーに上り、
朝日とともに海に向かっていってしまうかもしれません。

その辺の状況も、今年は意識したいものです。

ともあれ、情報チェックをかかさず、
今シーズンの訪問を楽しみにしたいと思います。

お昼ごはん
♪いつも読んでいただきありがとう♪
気に入ったら1クリックよろしくです♪

| | Comments (3) | TrackBack (1)

Saturday, April 30, 2005

まなてぃのはなし4

SANY0019
フロリダ・クリスタルリバーに
マナティが毎年やってくるのは
11月から3月まで。

4月になると、海水の温度も上がってくるので
海に戻っていくのです。

それにしても…。
シーズン中は、もうこのマナティ密度に驚かされるものの、
海では出会ったことがありません。
メキシコ湾を中心にその辺を回遊しているのだと思いますが
でも、
カリブ海でマナティ情報というのも聞いたことがないので
南下はあまりしていないのでしょうね。

では、どのあたりをウロウロしているのでしょう。

ニューヨーク・ロングアイランドの先端にある
Norforkを訪ねたときに
たまたまクルーザーの展示会のようなものをしていて
クルーズの様子の写真などが飾られていました。

その中のひとつに、
なんとマナティの写真を見つけました! 

どうやら、東海岸をひたすら上っているような気がしてきました。

そうはいっても、あの数のマナティが
海の世界に入り込むと、なかなか目撃できないというのも
不思議といえばフシギ。

だからこそ、クリスタルリバーでの
マナティ遊びは貴重なものなんでしょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, April 10, 2005

まなてぃのはなし。3

IMG_1321
ここで紹介しているマナティは、
フロリダマナティです。
アメリカ・フロリダ州の空港オーランドから
車で2時間ほど走った、
シトラスカウンティ・クリスタルリバーと
ハモサッサというところで会うことができます。

マナティと会うのは、実はホットスプリングスで。
淡水の川というのでしょうか...。
1年中水温が20℃をキープしているので
冬の海水が冷たくなる11月から3月くらいまで
この地にやってくるのです。
海水と淡水の両方が大丈夫ということなんでね。

遊ぶのはスノーケリングのみ。
早朝、まだ夜が明ける前にこうしたデッキに集合し、
マナティスピードという、
本当に歩いてるかと思うくらいの
ゆっくりとしたスピードしかでない
ボートに乗って、スノーケリング場所に向かうのです。

好奇心旺盛なマナティは、
ボートのプロペラに向かって怪我をしてしまう子もいるからです。
そう。
マナティの天敵は唯一人間でもあるんです。

ただ最近は、このマナティルールが徹底しているようで
スピードを出すようなボートは見られないし、
そんなボートがいたら、周りが黙っていないはず。

この川沿いに建つ家々がまたゴージャスで...。
こういうところで、優雅な生活してみたいと
毎回思うのでした。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Saturday, April 09, 2005

まなてぃのはなし。2

SANY0050

マナティは、のんびりした海獣。
なぜ、のんびりした性格になってしまったかというと、
天敵というものがいないから。

大人のマナティの平均体重は
なんと1トン! 
この大きな体では、他の海中生物は
襲うこともできません。
オルカ(シャチ)がいるじゃないか、と
思われますが、彼らは水温の低いところに
生息しているので
水温20℃まででしか生きることのできない
マナティとは、出会うことがないのです。

そして、マナティは草食動物なのです。

そんなわけで、水中で追われることもなく
食べ物を得るために生物を追い込むこともなく
弱肉強食とは無縁なまま、
今にいたっているのです。

さて。
マナティは海獣なので、
空気を吸って生きています。
マナティの水中滞在は
平均して20分あまり。

20分くらいすると、ほわわぁ~んと
水面に上がってきて、
カバと同じような鼻のふたを
カパッとあけて空気を吸うのです。
この、鼻のフタが、
またかわいいんだなぁ~!

IMG_1302

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, April 03, 2005

まなてぃのはなし。1

SANY0010
マナティはフロリダの
クリスタルリバー
というところで
会うことができます。

毎シーズン通って
かれこれ10シーズン。
毎回会うたびに
癒されています。

マナティは
超! のんびりした
性格のうえ
好奇心が旺盛。

水の中に入ると
何も考えずにこちらに向かってきます。

今年新たな発見をしたのは
息を吸うために水面に上がってくるとき。
「ぷふぁ~っ」っと
息を吸った後に
正面から顔の横を触るようになでると
「くふふ」とこっちに寄って来る感じ。

これがもう、
楽しくてかわいくて、ず~っと遊んでいました。

また来シーズン行くのを待っていてね、まなてぃ。

| | Comments (5) | TrackBack (0)